ハバナ、ゆるぎようのないラテンの原点
1492年、クリストファー・コロンブスのキューバ発見をきっかけに、1519年にハバナは、ディエゴ・ベラスケス・デ・クエッラールによって正式な市制をスタートしました。元々はHABANAと綴られていたこの街は2019年に500周年を迎え、コンサート、パフォーマンス、文化イベントなどが盛大に開催されました。
クエルボ・イ・ソブリノスもまた、この活気ある文化シーンにふさわしいコレクションを発表しました。
クエルボ・イ・ソブリノスは1882年に創業、そのルーツはハバナに深く根差しています。
当初のブティックではスイス時計を輸入し、のちにスイスメイドのウォッチコレクションを開発、スタイリッシュな時計が人気を博しました。
20世紀の著名人たちがクエルボ・イ・ソブリノスのブティックを訪れていたことが記録されています。ヘミングウェイ、チャーチル、パブロ・ネルーダ、アインシュタイン、カルーソなど錚々たる名前が当時の顧客名簿に残されています。
ヘミングウェイは20年間にわたりハバナに住み、1953年にプリッツァー賞を受賞した'For Whom the Bell Tolls'や'The Old Man and the Sea'などの、偉大な作品をここで書き上げました。
今日のハバナは「カリブ海のローマ」とも言われ、世界で最も絵になる都市の一つであり続けています。その歴史、美しさ、古典的な様式、そして魅力は、紛れもなくラテンを表現したものです。ハバナの壁や、通りには多くの物語があり、教養があり、情熱的で生命力にあふれた人々が住んでいます。
しかし、ハバナは古めかしさにとらわれてばかりではありません。国際的に認められた芸術家やデザイナーが活躍するカルチャーシーンが盛り上がっています。バレエでは、国際的に有名な振付師であり、バレエダンサーでもあるカルロス・アコスタを輩出しました。彼はハバナの典型的な古典様式、正確さ、創造性、エキゾチシズムを体現しています。これらはクエルボ・イ・ソブリノスの価値観と同じであり、スイスの精密さとラテンのセンスがミックスされています。
この記念すべき500周年のために、クエルボ・イ・ソブリノスはアイコンであるヒストリアドールシリーズの限定モデル、ヒストリアドール1519を発表しました。新世界と旧世界の融合を表現した2つのタイムゾーンを表示するGMTダイヤルを備えています。また、ハバナの国旗から鍵のモチーフを取りいれました。これは、15世紀に征服者たちが新世界の扉を開けたことを表現しています。ローターには、ハバナの旗に描かれている3つの城(フエルサ城、モロ城、プンタ城)が描かれています。
文字盤の中央には、エレガントなアールデコ調のデザインとホールマークを配しました。このデザインは、1950年代のクエルボ・イ・ソブリノスのデザインに見られ、コレクターの間で人気のあるスタイルを取り入れたものです。
ヒストリアドール 1519はステンレススティールケースに、ハバナの国旗のブルーにインスパイアされた文字盤と、エレガントで暖かみのあるシャンパン色の文字盤を組みあわせたSSモデルが各500ピース、18Kゴールドを使用したモデルは20ピースの限定となっています。